RETIREMENT BASICS / 受給開始年齢の選び方
老後資金の“攻めの一角”を考える──海外・新興国で二桁台を狙う『TECROWD』はリスクから読む
※本記事には広告(PR)を含みます。
本記事は2026年06月時点の公表情報をもとにした情報提供を目的とする内容で、特定の商品の購入を勧誘するものではありません。投資は元本が保証されず、価格変動等により損失が生じる可能性があります。想定利回りは将来の運用成果を保証するものではありません。最新の内容は各社の公式情報をご確認のうえ、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。
堅実に積む老後資金にも、人によっては"攻めの一角"を置く考え方があります。その候補が、海外・新興国の不動産で二桁台の利回りを狙うTECROWD(テクラウド)です。ただし高利回りは、何らかのリスクを引き受けた対価です。だからこの記事は、メリットより先にリスクから読みます。
運営はTECRA株式会社──海外不動産が主戦場
TECROWDを運営するのはTECRA株式会社(テクラ株式会社)。2001年創業で建設・不動産分野での実績を持ち、2021年から不動産クラウドファンディング事業に参入しています。公式サイトには不動産特定共同事業の第1号・第2号事業の許可を取得している旨が記載されています。最大の特徴は、海外・新興国の不動産に投資できる数少ないサービスであること。国内クラファンの想定利回りが年3〜7%程度のものが多いなか、TECROWDは想定年利回りが二桁台のファンド事例もあり、利回り水準は業界でも高い部類です。
先に読む──TECROWDのリスク
- 為替リスク:海外不動産が対象のため、円建て以外の要素が絡むファンドでは為替変動が損益に影響しうる。円建て契約のファンドもあるが、対象ファンドごとに通貨の扱いを必ず確認する。
- カントリーリスク:新興国の政治・経済・法制度の変化が、物件価値や事業に影響しうる。
- 元本保証はない:公式に「投資元本の保証はありません」と明記されている。高利回り=安全ではない。
- 運用期間が長め:国内短期型と違い、12〜14ヶ月程度の事例がある。その間は資金が拘束される。
- 想定利回りは確定値ではない:実績利回りが示されていても、将来の各ファンドの結果を保証するものではない。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | TECRA株式会社(2001年創業) |
| 許可 | 不動産特定共同事業 第1号・第2号事業 |
| 投資対象 | 海外・新興国を含む不動産 |
| 想定利回り(年) | 二桁台のファンド事例(例:想定年14%台)。実績の平均は年10%台の公表事例あり(確定ではない) |
| 運用期間 | 12〜14ヶ月程度の事例 |
| 最低投資額 | 10万円から(公式記載) |
| 優先劣後・通貨 | 各ファンド詳細で確認(ファンド別) |
"攻めの一角"として組み込むなら、この条件を満たしてから
TECROWDのような高利回り・海外型は、誰にでもおすすめできるものではありません。老後資金の文脈で検討するなら、次の条件を満たしてからにしたいところです。
- 余剰資金で、ポートフォリオのごく一部に留める:高利回り枠は全体の数%まで。メインにしない。
- 為替・カントリーリスクを理解し、許容できる:円高局面では利回りが目減りしうる。
- 12〜14ヶ月の資金拘束を受け入れられる:近い将来に使う資金は充てない。
- 各ファンドの通貨の扱い・優先劣後・利回りを公式で必ず確認する。
まとめ
高利回りは、引き受けたリスクの対価です。TECROWDを検討するなら、利回りの数字に惹かれる前に、為替・カントリー・運用期間・優先劣後を一つずつ確認すること。各ファンドの契約締結前交付書面を読み込んだうえで、余剰資金の範囲で判断しましょう。リスクを納得できないなら、無理に手を出す必要はありません。
> 本記事は情報提供を目的とし、勧誘・投資助言ではありません。二桁台の想定利回りは確定値ではなく、為替・カントリーリスクを伴います。元本保証はありません。契約締結前交付書面を必ずご確認ください。
---
← 自分年金2000万、安定構築プラン トップへ戻る